腰痛とどう付き合うのか?ヨガインストラクターとしてできること

コラムを毎週月曜に更新しようとしているのに、すでに1週抜いてしまいました。😅

今回は、腰痛について考えてみたいと思います。

腰痛でもヨガはできるのか?その効果は?

痛みの程度によりますが、腰痛もちの方でもヨガをすることは可能です。

ヨガは、筋・筋膜性腰痛の方にはかなり有効だと言えるでしょう。

筋・筋膜性腰痛とは、骨の異常が見えない原因不明と言われる腰痛でもあります。
ぎっくり腰で筋・筋膜性腰痛が原因と言われる方もいらっしゃるでしょう。

レントゲンを撮っても骨に異常がなければ、痛みの原因がわからないことも多いのです。
日頃の姿勢や習慣が原因のこともあるのです。

例えば、慢性的な痛みで姿勢改善をしないと治らないと言われ、心がけているけれど痛みが取れない方は筋膜が縮んだ・伸びが状態のままの可能性があります。

だからこそ、全身の筋膜や筋肉を動かし整えるヨガは、腰痛に効果的と言えるのです。

実際にヨガで腰痛は治るの?

腰痛をヨガで治したいなら、

  • ストレッチやアドバイスを日々実践すること
  • 専門的な治療院にも相談をすること
  • 基本的には痛みのある箇所は無理に動かさないこと
  • 自分にあったポーズを考えてくれるパーソナルレッスンを受ける

などがポイントとなります。

なぜなら、今までの経験として、グループレッスンなどでは腰痛改善する方は少ないと感じているからです。

ヨガの終わった後に、「ちょっと軽くなった」「腰が伸びて気持ちよかった」と言う声はいただきます。

ですが、腰痛がなくなった言う方はほとんどいらっしゃいません。

ヨガのグループレッスンでは、いろんな人に向けてレッスンをしています。

レッスンの構成も腰痛だけをテーマにしていることは少ないのです。

また、週に1回、月に数回程度のヨガでは、腰痛を治すことは難しいでしょう。

日頃のストレッチやトレーニング、ヨガが腰痛を治すことにつながるのです。

腰痛とヨガの向き合い方

ヨガは、全身運動であり、血行の促進効果が期待できるエクササイズです。

腰痛があっても、動かせる箇所は動かしたほうが、痛み周辺の血行の促進につながります。

筋肉を修復するためには、血液の循環が必要だからです。

腰痛の原因が骨にある場合でも、動かせる箇所を動かし、筋膜や筋肉の血流をよくすることは痛みの軽減につながる可能性があります。

そのため、腰痛を効果的に治す方法として、ヨガはおすすめです。

ただし、運動療法などの知識を持っているインストラクターさんに学ぶことをお勧めします。


また、自分自身でヨガを楽しみたい人は、自分の腰痛がどんな腰痛なのか、どこまで動かすことができるのかを把握しておくことが重要です。

ヨガは腰回りをまもる筋力を鍛えることもできます。

まずは、自分が動かせる範囲を知るためにもヨガを行ってみませんか?

痛みの体験談

最近手首をひどく捻り、捻挫をしてしまいました。
治すことに専念しないとヨガに支障が出ると思い、最近は整骨でマッサージをお願いしています。

手首の痛みと関連する筋肉が硬くなっているのがよくわかること….。

実際に自分でもマッサージをしてみると、繋がっている筋肉が凝っているのがよくわかります。

手首の痛みでも背中まで続いていたりするものなのです。

動かせる範囲と傷んでいない箇所は基本普通に使っています。

何せ手なので使わないわけもいきません。

痛んだ箇所のリハビリで動かせるところは動かすようにして、硬くなった筋肉をほぐし、血行を促進することが早期の改善につながるのでは?と実践しています。

ヨガをするときもどのポーズができるのかをよく観察。

自分自身の身体だからこそ、どの筋肉を使っているのか、痛みが出ているのかを感じやすいです。

まだ治っていないので、この回復具合はまたレポートしていきますね。

腰痛とヨガの付き合い方

腰痛は背中を丸めて座っているだけでも痛みが出るもの。

常に同じポイントに負荷をかけている姿勢は、身体にも負担がかかるのです。

重いものを急に持ったり、過度の負荷がかかったりすると、筋肉は痛みやすいですよね?

つまり、同じ場所に負荷をかけ続けることも十分痛みの原因となるのです。

筋肉・筋膜は身体を支えているもの。腰痛は日頃の習慣が原因となっている場合も多いのです。

ヨガを行うなら、自分自身の身体を少しずつ動かしてみて、痛みがない範囲を把握することが大切。

言われたままに動かして腰痛を酷くしないよう気を付けて行いましょう。

今度腰痛に特化したレッスンを作ろうと思っています。ぜひ試してみてくださいね。