久しぶりにシトロニエのレシピ公開です。クリスマス時期に毎年作るシュトーレン。ナッツとお酒に漬けたドライフルーツの美味しいドイツの伝統菓子。
私も毎年年末が近くと作っていますよ。
シュトーレンの材料
【中種】
お湯(35度)50ml
中力粉 50g
イースト3g
【本種】
中力粉 170g
全粒粉 30g
塩 3g
キビ糖 25g
アーモンドプードル 40g
バター 100g
牛乳 25ml
カルダモン 小さじ1/4
ナツメグ 小さじ1/4
シナモン 小さじ1/3
ジンジャー 小さじ1/4
クローブ 小さじ1/3
酒漬けたフルーツ 160g
ナッツ 50g
【仕上げ用】
ラム酒適量(フルーツ漬け込んだあまりなど)
溶かしバター 100g
粉糖 適量
シュトーレンの作り方
【中種】
・お湯(35度)50ml ・中力粉 50g ・イースト3g
1. 【中種】の材料を合わせてタッパーにいれる
※牛乳が冷たいとイーストが発酵しにくくなるので気をつけよう。
2. 室温で1時間ほど発酵をさせてから、冷蔵庫に入れる(12時間〜48時間可能)※オーバーナイト法を利用します。
・アーモンドプードル 40g・バター 100g ・牛乳 25ml ・キビ糖 25g
3. アーモンドプードルとバターをしっかりと合わせる※バターのだまができないように。
4. 牛乳ときび糖を加えて白っぽくなるまで
・中力粉 170g ・全粒粉 30g ・塩 3g ・カルダモン 小さじ1/4
・ナツメグ 小さじ1/4・シナモン 小さじ1/3・ジンジャー 小さじ1/4
・クローブ 小さじ1/3
5. さらに他の材料(粉類、スパイス類)と合わせ、全体にまぶし混ぜる。ボソボソとした状態
・酒漬けたフルーツ 160g ・ナッツ 50g
6. 中種をちぎって加える。ドライフルーツ、ナッツも加える。
7. 全体をしっかりと混ぜ合わせる
8. 手に付かなくなるまで混ぜ合わせ、5分程度捏ねる
9. 楕円に伸ばし、シュトーレン形に折りたたむ。
10. 30分程度室温に置いて、軽く発酵させる。
11. 180度のオーブンで40分焼成する
・ラム酒適量(フルーツ漬け込んだあまりなど)・溶かしバター 100g
・粉糖 適量
12. 焼き上がったら、熱いうちに溶かしバターを全体にしっかりとぬる。お好みでラム酒を先に塗っておくのもおすすめです。
13. 粉糖を全体にまぶしてラップに包む
14. 出来上がり
家でも気軽に作ることができるレシピ
マジパンを入れる配合はもちろん美味しいです。お近くに富澤商店とかがあれば良いですが、家で作るには材料費もかかるし、集めるのも大変ですよね。
大きい街に出ればもちろんお店はありますが、家にいる時でも簡単に作れるように考えてみました。
マジパンは、アーモンドと砂糖でできているのです。プードルで多少なりともアーモンドの香りと味わいが加われば良いなと思います。他にもシトロニエおすすめのスイーツを載せているのでこちらもよければご覧ください。
米粉のシュトーレンをレシピ追加したので、よかったらお試しください。
シュトーレンの歴史
シュトーレンはドイツ発祥のお菓子に近いパンです。ドイツの各地で作られ、それぞれ名前やメインの材料が違い、様々な味わいが生まれました。
(Butter StollenやMohn Stollen(ケシの実)、Nuss Stollenなど)
初めて歴史に出てきたのは、1329年の頃。Naumbourgという街で司教様に贈り物として治められたと記録がありました。もちろんそれ以前からも作られていた可能性はあります。
その後、ドレスデンのシュトーレンが発祥の地としても有名に。しかし、昔から現在のバターをたっぷりと使ったお菓子ではなかったようです。今のような贅沢なレシピが生まれたのは、1491年以降。バターの使用が許可されてからだそう。
果物の漬けたものやナッツ、バターを使った美味しいお菓子へと変貌を遂げたシュトーレン。クリスマス市で毎年焼かれるなどドイツ全土に根付いて行ったのです。宮殿に治められ始めたのも1500年頃だそうです。
毎年ドレスデンで開催されているシュトーレン祭りが生まれたのは1730年頃。今も残す歴史を触れに現地に訪れてみたくなりますね。
美味しいシュトーレンで12月を楽しもう
シュトーレンは、アドベントカレンダーと一緒に楽しむクリスマスの伝統料理。週末などに家族で少しづつ食べて、クリスマスまでを数えましょう。
ぜひ、楽しい12月にしてくださいね。