三日月のポーズ(Anjaneyasana アンジャネーヤーサナ)の気持ちよさを満喫するポイント

ヨガは効果がある!って散々耳する言葉です。

そりゃあヨガインストラクターとしてはヨガが良いよ!と言うのは当たり前。

でも、どこにどう利いて、どんな効果があるのか?これを詳しく言える先生になりたい!
そう思ったのが解剖学を学んだきっかけです。

今回は、三日月のポーズ(Anjaneyasana アンジャネーヤーサナ)について考えてみましょう。


三日月のポーズは、ヨガでは本当によく行うポーズですよね。

簡単に見えてしっかりとポーズを取れていない方もいらっしゃるので、解説していきます。

三日月のポーズの効果

効果は色々と紹介されていますので、効果的なものをピックアップ。

◯むくみの解消

そけい部(股関節)の伸展によりいつも押さえつけられている、血管やリンパ管が開放され、血流やリンパ液の流れをよくする。

◯姿勢改善

上に伸び上がる動きが、脊柱起立筋を鍛えます。下腹部も引き締めているので、骨盤の位置の調整にも◎。

◯気持ちが落ち着く・気分がよくなる

胸を開くと呼吸をする筋肉が働きやすくなります。丸まって浅かった呼吸が気持ちよく胸に入ること、リズムある呼吸をすること

三日月のポーズをとるポイント

腰を反らないように、骨盤を後傾しながら上体を起こすのがポイント!

股関節の動きは、伸展と屈曲。
加えて足の甲と足裏で床を押す。

骨盤の動きがわからないまま、伸ばしているのがとにかく腰には危険。

腰痛を起こしかねないので、三日月のポーズをとったときに腰が痛い人は無理にやらないこと。
骨盤の動きをどうしたら良いかわからない人はぜひレッスンに参加してくださいね。

腕を上げると上位部の脊柱起立筋(多裂筋)も使います。だから、姿勢の矯正などにも効果があるのです。

気持ちの良い三日月のポーズを楽しもう

私はすごい反り腰なんです。きっと成長期にチューバを肩にかついでいたのが原因。

だから、三日月のポーズをすると、すごい反り腰になります。ヨガを始めた頃は全然わからなかったので、普通にやってましたが、腰を守るようになってからは、モモ前の伸びが半端ない。

自分の身体をみんなのように動かせないからこそ、解剖学を学んでます!もちろん、みんなの身体も怪我なくヨガをできるようにレッスンではポイントを紹介!

身体の使い方を覚えるとヨガが全然違ったものに感じますよ。

ちょっとずつ毎日行うと本当に身体って変化があります。

気持ちの良い三日月のポーズを毎日1回、まずは1週間だけでも。ゆったりとした呼吸で行ってみませんか?ふとした瞬間にその効果を実感するときが来ますよ〜。

腰痛とどう付き合うのか?ヨガインストラクターとしてできること

コラムを毎週月曜に更新しようとしているのに、すでに1週抜いてしまいました。😅

今回は、腰痛について考えてみたいと思います。

腰痛でもヨガはできるのか?その効果は?

痛みの程度によりますが、腰痛もちの方でもヨガをすることは可能です。

ヨガは、筋・筋膜性腰痛の方にはかなり有効だと言えるでしょう。

筋・筋膜性腰痛とは、骨の異常が見えない原因不明と言われる腰痛でもあります。
ぎっくり腰で筋・筋膜性腰痛が原因と言われる方もいらっしゃるでしょう。

レントゲンを撮っても骨に異常がなければ、痛みの原因がわからないことも多いのです。
日頃の姿勢や習慣が原因のこともあるのです。

例えば、慢性的な痛みで姿勢改善をしないと治らないと言われ、心がけているけれど痛みが取れない方は筋膜が縮んだ・伸びが状態のままの可能性があります。

だからこそ、全身の筋膜や筋肉を動かし整えるヨガは、腰痛に効果的と言えるのです。

実際にヨガで腰痛は治るの?

腰痛をヨガで治したいなら、

  • ストレッチやアドバイスを日々実践すること
  • 専門的な治療院にも相談をすること
  • 基本的には痛みのある箇所は無理に動かさないこと
  • 自分にあったポーズを考えてくれるパーソナルレッスンを受ける

などがポイントとなります。

なぜなら、今までの経験として、グループレッスンなどでは腰痛改善する方は少ないと感じているからです。

ヨガの終わった後に、「ちょっと軽くなった」「腰が伸びて気持ちよかった」と言う声はいただきます。

ですが、腰痛がなくなった言う方はほとんどいらっしゃいません。

ヨガのグループレッスンでは、いろんな人に向けてレッスンをしています。

レッスンの構成も腰痛だけをテーマにしていることは少ないのです。

また、週に1回、月に数回程度のヨガでは、腰痛を治すことは難しいでしょう。

日頃のストレッチやトレーニング、ヨガが腰痛を治すことにつながるのです。

腰痛とヨガの向き合い方

ヨガは、全身運動であり、血行の促進効果が期待できるエクササイズです。

腰痛があっても、動かせる箇所は動かしたほうが、痛み周辺の血行の促進につながります。

筋肉を修復するためには、血液の循環が必要だからです。

腰痛の原因が骨にある場合でも、動かせる箇所を動かし、筋膜や筋肉の血流をよくすることは痛みの軽減につながる可能性があります。

そのため、腰痛を効果的に治す方法として、ヨガはおすすめです。

ただし、運動療法などの知識を持っているインストラクターさんに学ぶことをお勧めします。


また、自分自身でヨガを楽しみたい人は、自分の腰痛がどんな腰痛なのか、どこまで動かすことができるのかを把握しておくことが重要です。

ヨガは腰回りをまもる筋力を鍛えることもできます。

まずは、自分が動かせる範囲を知るためにもヨガを行ってみませんか?

痛みの体験談

最近手首をひどく捻り、捻挫をしてしまいました。
治すことに専念しないとヨガに支障が出ると思い、最近は整骨でマッサージをお願いしています。

手首の痛みと関連する筋肉が硬くなっているのがよくわかること….。

実際に自分でもマッサージをしてみると、繋がっている筋肉が凝っているのがよくわかります。

手首の痛みでも背中まで続いていたりするものなのです。

動かせる範囲と傷んでいない箇所は基本普通に使っています。

何せ手なので使わないわけもいきません。

痛んだ箇所のリハビリで動かせるところは動かすようにして、硬くなった筋肉をほぐし、血行を促進することが早期の改善につながるのでは?と実践しています。

ヨガをするときもどのポーズができるのかをよく観察。

自分自身の身体だからこそ、どの筋肉を使っているのか、痛みが出ているのかを感じやすいです。

まだ治っていないので、この回復具合はまたレポートしていきますね。

腰痛とヨガの付き合い方

腰痛は背中を丸めて座っているだけでも痛みが出るもの。

常に同じポイントに負荷をかけている姿勢は、身体にも負担がかかるのです。

重いものを急に持ったり、過度の負荷がかかったりすると、筋肉は痛みやすいですよね?

つまり、同じ場所に負荷をかけ続けることも十分痛みの原因となるのです。

筋肉・筋膜は身体を支えているもの。腰痛は日頃の習慣が原因となっている場合も多いのです。

ヨガを行うなら、自分自身の身体を少しずつ動かしてみて、痛みがない範囲を把握することが大切。

言われたままに動かして腰痛を酷くしないよう気を付けて行いましょう。

今度腰痛に特化したレッスンを作ろうと思っています。ぜひ試してみてくださいね。

ヨガインストラクターが解剖学を学び始めたきっかけ

こんにちは。シトロニエヨガともです。

今回は、ヨガを実践し教えていくうちに、解剖学を学ぼうとなったきっかけについてご紹介します。

ヨガインストラクターになったきっかけは?

ヨガインストラクターになったきっかけは、「ヨガやってみれば?」の一言から。

パティシエをしていた頃は肩や首のこりがひどく、週に1回はマッサージに行きたいと思うような生活。

バンクーバーで生活を始めた頃も全く改善しておらず、仕事を始めたと同時に首が痛い….と悩んでいました。

しばらくはごまかしていたものの、良いマッサージ屋さんを見つけることができずに困っていたら、知り合いの日本人のヨガインストラクターさんが一言「ヨガやってみれば?」と言ってくれたのです。

 

ヨガを信じてなかった?

はい。信じてませんでした。ストレッチや運動は、自分でも行ってきた自覚が強く、お金を払ってやることではないと思ってました。

その私が今やヨガインストラクター

ヨガをやるスタジオもとても素敵で、ヨガの魅力にハマってしまった1人です。家でごろっとしているならヨガに行こう週に2〜3回通うときも。

ヨガって「やってみたけど痩せない」「効果を感じない」という方もいますよね。

でも、「ヨガの効果は確実にある!」それを実感しているからこそインストラクターという道を選びました。

 

ヨガをやり始めた頃

ヨガをやり始めた頃は週に1回程度。もちろん効果はすっきりとするなと感じるくらいです。

お家でもやるかというと、やっていませんでした。

元々動く方が好きだったので、ヴィンヤサ系の動くヨガに参加し始めて、初めてヨガの効果を実感し始めたのです。

ヨガインストラクターでも、始まりは皆さんと一緒です。本当かな〜と思ってやり始める人も少なくないと思います。

この後は、どうしてヨガの効果を実感したか。その点についてお話ししていきますね。

 

ヨガの効果を実感し始めた頃

ヨガの効果を実感し始めた頃は、ちょうどバンクーバーでの夏の時期。バンクーバーは夏になると夜10時くらいまで明るく、一日中遊ぶことができます。

もちろんそんなに夜中までは遊びませんが、比較的夜でも怖くなく、外に出やすくなるんです。

夏には、いろんなヨガのレッスンに参加していました。ちょうどヨガのコミュニティーも広がり、いろんな繋がりができたのもヨガを頻繁にやるようになったきっかけです。

週に2〜3回ヨガのレッスンを受けているうちに、ヨガの効果を実感し始めたのですよね。

◯肩こりと首こりが軽減
◯身体のバランスが良くなり、疲れにくくなる
◯よく眠れるようになる
◯気持ちが安定する
など。

ヨガを続けるコツは、ヨガを一緒に受ける友人やヨガにハマっている友人を見つけると良いかもしれませんね。

ヨガの資格講座「Yoga Alliance(ヨガアライアンス)RYT200」を受講

初めはヨガインストラクターになれたらいいな程度の気持ちで受講をしました。しかもカナダで。

もちろん英語だし、周りは海外の人たちだらけ。

唯一日本人が1人!

ヨガの資格講座を受けようと思ったきっかけは、後3ヶ月何をしようか?と考えたことです。

ビザの期限が迫り延長も考えていましたが、あまり現実的ではなかったので、残り3ヶ月をどう有意義に過ごそうか考えた結果。

「ヨガの資格講座を受けちゃえ!」
と勢いで受講しました。

そして、ヨガの資格講座でさらにヨガの効果を実感したのです。

※そのご日本でもきっちり学んでいますよ。

ヨガの解剖学を学び始めたきっかけ

ヨガの解剖学を学び始めたきっかけは、自分自身ができないことが多いから。もう一つは、生徒さんの怪我やぎっくり腰など。

ヨガをしていても、普段の生活は変わらないので、もちろん怪我や痛みと付き合うことがあります。その際にヨガでどんなことができるのか?

まずはそこに向き合う必要があると思いました。

ヨガでどのような動きが痛みの軽減につながるのかを知るためにも、解剖学は必要不可欠です。

 

内田かつのり先生の解剖学を受講

内田先生の解剖学を受けてみた感想は「何これ、面白い!」です。基礎講座を受けてから、プロトレーナーコースや他のも受けてみようと決めました。

それまでは、なかなか納得のいく解剖学のコースに出会ってなかったので、本当に感激。

目からうろこのことばかり。身体をどのように接していって良いのか迷っていたのもなくなりました。

健康増進・予防・痛みの改善など、ヨガの可能性をもっと広げて伝えていけるインストラクターになるために、これからも頑張っていきたいと思います。

2021-2022年!年末年始ヨガのお知らせ

Merry Christmas!今年のクリスマスは、コロナも少し落ち着き、お出かけ気分になっている方も多いのでは?素敵な週末は過ごしていらっしゃるでしょうか?

さて、2021年ももうすぐ終わりです。年末年始にかけて夏に開催した朝活ヨガの続きをしようかと思いましたが、今年のお休みはちょっとばらけそうだったので、年末年始ヨガの開催をすることにしました。

最近の最新情報は、LINE公式アカウントばかりでお送りしているので、ブログでもヨガの予定をお伝えをいたしますね。

年末年始ヨガ!開催予定

◯2021年12月31日8:00〜9:00 年末スペシャルヨガ!
◯2022年1月3日 8:00〜9:00年始ヨガ
を開催します!

2021年は最後の最後でやっとコロナが落ち着き始め、対面のヨガに戻られた方も少なくないでしょう。

私が横浜から長野県に移ったので、こちらからのオンラインヨガを続けています。オンラインで教え始めて早くも1年以上が経ちました。

オンラインだからこそ見えるポイント。
オンラインだからこそ伝え方を丁寧にする。

対面レッスンだけでは気づかなかったことがたくさんあります。オンラインの利点を生かして、これからもいろんなヨガを伝えていきますね。

今年は、9月から解剖学についてより深めようと内田かつのり先生のレッスンを受講しています。

With コロナの時代にあう、新しいシトロニエになるべく、学びを深め、皆様にヨガを楽しんでいただけたらと思っています。

ヨガのレッスン申し込みはこちらへ。

それでは、年末年始にお会いできることを楽しみにしております。

【無料】お家でできる オンラインヨガを開催中!


こんにちは♪シトロニエのtomoです。
もう4月に入り、だいぶ暖かくなってきましたね。

今年は家にいることも多い春となり、体を動かしたくなりますよね。なかなかヨガのレッスン再開の目処が立ちませんが、オンラインでのレッスンを今月は無料で開催しています。

Zoomを使ったオンラインレッスンで、30分のみですが、皆様の気分転換になればと思います。

Zoomはアプリを使わずにアクセスすることができるので、多くのインストラクターが利用しています。最近は会社の会議で利用された方もいらっしゃるかもしれませんね。

基本的にインストラクターの映像を見ながら、自分の映像は映さなくてもかまいません。皆様には怪我がないようにゆったりとしたレッスンをさせていただいております。

平日の夜、または週末の朝に不定期で開催しておりますので、予約サイトやSNSでご確認ください。

ご興味ある方は、お問い合わせいただければ、詳細をご連絡いたします。

お家でできるヨガは、現在ネットや動画でもたくさん上がっています。英語の勉強に英語の動画でヨガを受けてみるのも面白いですね。

ヨガについて詳しく知りたいなら、B-Makeのサイトもおすすめです。先日ヨガを始めたきっかけを投稿いたしました。

よろしければ、ご覧ください。

では。みなさまも気をつけてお過ごしください。

免疫力アップして風邪知らずに

こんにちは♪ 〜 Yoga la vie〜シトロニエのtomoです♪

ヨガをしていて楽しいことの一つが、”自分の呼吸を楽しめる”です。
免疫力アップに大いに貢献してくれるのが、呼吸です。

さて、呼吸を楽しめるとはどういうことか?私の感じたことをお伝えします。
ヨガをはじめると、普段どれだけ呼吸に意識をむけていないかがわかりますよ。

ヨガをする上でとても大切な要素のひとつなので、レッスン中は”呼吸に集中して” ”呼吸を感じて〜”など案内がはいります。ポーズに夢中で呼吸を忘れてしまっても、先生の案内で意識しやすくなります。

意識を向けられるようになると、吸いきったときの充足感、吐ききった時の体の隅々までに送る空気感などを感じられるようになってきます。
私は、吸いきった時の充足感が好きで、いつもタメをつくりたっぷりと吸った空気を楽しみます。
呼吸を楽しめるようになってくると、自然と体がぽかぽかしてくるのがわかります。

呼吸の良いところ

  • 体を温めてくれる
  • リンパの流れを刺激する
  • 自律神経を整える
  • 良い睡眠をとれる

呼吸によってもたらさせる変化が体の免疫力アップへとつながっていきます。

【実践】

  1. まずは、お尻の坐骨を感じて、その上に姿勢をのばしてすわります。椅子でも、床に直接でも、好きなところで座りましょう。
  2. 一度、胸いっぱいに吸ってみましょう。口から吐きます。
  3. 目をつぶってしずかな呼吸に意識を向けましょう。
  4. それでは、”吸う息4拍、吐く息4拍” で呼吸を始めましょう。5回繰り返します。
  5. ”吸う息4拍、止め1-2拍、吐く息4拍” を試します。 5回繰り返します。

慣れない方は、まずは10回から始めます。苦しく感じたりしたら、無理はしないで起きましょう。

寝る前にベットで行いたいときは寝ながらでもokです。膝をたてて寝たりすると呼吸しやすくなります。眠れないときは、吐く息をもっとゆっくりとしてみる、または口からゆっくりと吐くのもおすすめです。

また、寝転がりながらの呼吸は胸郭や、横隔膜を動かすことで、リンパの液が集中する乳糜槽(にゅうびそう)を刺激をすることができ、リンパの流れをよくしてくれます。

新型コロナウィルスで、ざわざわしていますが、呼吸法をとりいれて、まずは免疫力アップして、体調悪くすることがないようにお過ごしください。

2020年3月の予定

こんにちは♪ 〜 Yoga la vie〜シトロニエのtomoです♪

ヨガの生活をしていても、周りに振り回されることには、変わらないなと思う今日この頃です。
みなさん、暖かい春の日差しの中いかがお過ごしでしょうか?

今後の予定です。3月は今のところ開催予定をたてていません。

できること
小さなこと
周りにあること
それが次につながる

一歩をすすむこと
それが道になる

コロナウィルスの影響はヨガ業界にもきています。
先生たちも手洗いうがいを呼びかけることはできます。

やはりちょっとしたことで、顔を触りやすいので、注意をしています。
飲食で働いていた時も、ふとした時に触らないように、触ったら手を洗うように気をつけていました。昔の仕事中を思い出します。

そんな3月は以前よりお話していた、船にのって教えることができなくなってしまいました。
そしてレッスンもレギュラーを降りてしまったので、教える時間が少なくなりました。

振り回されていても、今できることを一つ一つ繋げていけるよう頑張ろうと思います。
3月中準備整えば、Zoomでレッスンができるかもしれないと思ってみたり、
自分のヨガの時間にたくさん使うのもありだと思ってます。

次は4月かネットかといったところです。

どうかみなさま健康に気をつけて、手洗いうがいしてお過ごしください。

tomo

ヨガって本当に健康に良いの?あなたの疑問を解決!

健康の悩みを抱えていると、友達に「ヨガが良いわよ」と勧められることが多くありませんか?

ヨガって効果あるか分からないし、CMで見るような若い人がやるものだと思っている人も少なくないかもしれません。
「ヨガやっているけど、あんまり変わらなかったわ」と声を聞いたけど、本当の所はどうなのか、知りたくなりますよね。


現役インストラクターが、どのような効果があるか、いつ頃効果を感じられるか、詳しく解説していきます。


ヨガは何に効果があるの?



ヨガは生活習慣から起きる「肩こりや便秘、頭痛、冷え性など」に効果があると言われています。

長年悩んでいた体の不調がヨガをするだけで本当に治るのか、疑い深くなりますよね。

ヨガの良いところは、呼吸と一緒に全身を動かすことにあります。
1時間、呼吸を深めて、全身を動かします。普段運動をしない生活を考えれば、これだけでも効果が期待できますね。

また、生活習慣から起きる不調の原因の多くが、普段の姿勢にあることは、みなさんご存知でしょうか?

例えば、年を追うごとに運動が少なくなり、階段を上がることがきつくなってきますね。足が衰えたなと思う方は多いでしょう。

姿勢も同じです。いつも同じ姿勢=いつも同じ筋肉しか使っていない=使われていない筋肉は衰えます。

全身を動かすこと、呼吸で体の中から刺激を与えることで様々な効果を期待できるヨガ、その効果を見ていきましょう。


ヨガは肩コリに効く

ヨガは腕や肩周り、首を支えている背中や胸周りをしっかりと使うことで肩こりに効果が期待できます。

肩コリや首コリは、現代の多くの人が抱える悩みのひとつです。
・パソコンの作業が多い
・スマホをずっと見ている
・猫背のまま作業をしている
・一日中座っている

人の頭は、人によって違いはありますが、約5キロほどあります。
背中や肩周りは頭を支えている筋肉が多く、頭の向きや目の疲れで、コリが起こりやすい場所です。

首のうなじ部分から肩甲骨の辺りに伸びている僧帽筋が肩コリの一番の原因です。
ヨガのポースは、腕や肩周り、背中を動かすものが多く、使わずに固まってしまった体に動きを与え、血流を促してくれるので、肩こりが治ったという声が聞こえてくることが多いです。

あなたも、長年肩こりに悩まされていたら、ぜひヨガを試してみてくださいね。


ヨガは便秘が治る

ヨガは上半身をねじったり、体を逆さにするポーズがあり、腸や内蔵に刺激を与えることで、便秘が改善やすいです。

便秘に悩む人はかなり多いですね。
・食生活が乱れがち
・いつも我慢していたら出なくなった
・生活習慣が乱れている
・老化による筋肉の衰え

腸の活動は、自立神経と関係していて、お互いが影響し合っています。腸内細菌の働きが良くなる=自立神経のバランスが整います。便意が起きるには、副交感神経が優位になっている必要があり、朝ばたばたしていると自然と便意は遠のいてしまいます。

ヨガでは、動きによる外部からの刺激と、呼吸により自立神経を整える効果と両方からアプローチができるので、便秘を直したい人には最適な運動と言えるでしょう。


ヨガは頭痛が減る

ヨガでは、普段の姿勢や冷えが原因の頭痛やストレスからの頭痛に改善が見込まれます。

頭痛の原因は様々です。
・体の血流が悪い
・体が冷えている
・ストレスが大きい
・女性ホルモン

女性は男性より頭痛になる方が多いです。片頭痛は女性ホルモンに影響されることが分かっています。
また、ストレスが多く、前屈みの姿勢が続くことで、緊張が続き、頭痛が起こる場合があります。

ヨガは、緊張した背中を動かしほぐすこと、ストレスを感じている神経へのリラックス効果から頭痛の軽減に向いています。

ただし、頭痛は、突然の変化で大きな病気へと繋がることもあります。急な痛みや、ヨガをしても改善しないという人は、病院で見てもらうと良いかもしれません。


冷え性が改善する

ヨガでは、呼吸で冷え切った体を温めることができ、体を動かすことで熱が生まれ、全体のリンパの流れや血流の流れをよく良くすることができます。

最近は夏に冷え性に悩む人も多いですね。
・エアコンで体が冷える
・ストレスが多い
・運動が少ない
・筋肉量が少ない

体の体温調節は、寒い時は末端の血管を閉じて体の内部を温めようとし、暑いときは逆に末端の血管を開いて熱を逃がそうとします。寒い冬場は体の大事な機能を守るために末端が冷たくなるのは自然な動きなのです。

ヨガは、筋肉を動かすことで体の中に熱を生み、内部が温まると手や足まで温まります。また、ヨガをすることによって、体を温める頻度を増やし、眠っていた抹消血管に血流が行くようになることで冷え性の改善が見込まれます。
冬こそいつもより動くヨガをすることをお勧めします。


眠れない体質から眠れる体へ

ヨガでは、リズムの良い呼吸法が取り入れられていて、自律神経を整えることできます。夜眠れない方に効果的です。

夜に眠れない人も多いですね。
・遅くまでスマホをみている
・布団に入っても寝付けない
・不安やストレスがある
・生活リズムが乱れている

夜眠るシステムは、体の体内時計やストレスにも大きな関わりがあります。

毎日の起きる時間が違ったり、寝る時間もまちまちだと、体内時計が狂い、睡眠の司令に必要なホルモンが眠りたい時間に出て来ないことが起こったり、ストレスによって自立神経が乱れて頭が冴えてしまうことが起こります。

ヨガは、体の動きや呼吸から心地よいリズム運動を促し、自律神経を整えます。
もちろん寝る前にスマホを見ない、ご飯の時間が遅くならないようにするなど、ご自身での調整も必要です。


寝る前にヨガの呼吸法やストレッチをすると眠りやすくなるので、ぜひ試してみましょう。


ヨガの効果はいつから感じるのか?


「効果を感じないけど、なんとなく体に良いと思っているからヨガを続けている」という人、あなたの周りにいませんか?

ヨガのレッスンは、どの効果を期待しているかで、内容や支持を変えています。肩こりを直したいのに、リラックスするレッスンに出ていても効果はさほど上がりません。

ヨガの効果が出やすくする方法は、レッスン内容を先生に確認したり、相談することです。受付のいるスタジオなら、どんなレッスンがあるか聞いてみるのも良いかもしれません。

改善したい目的にあったレッスンにできるだけ参加してみると良いでしょう。


体験レッスンはスッキリ!

初めてヨガを体験すると、
・すっきりした
・良く体が伸びた
・気持ち良かった
・体が軽くなった

など多くの生徒さんからコメントをいただきます。
体験は、いつも気に掛けていない自分自身の体を知る第一歩です。

初めの月はもし時間があるなら、週に2回、3回通うと1ヶ月後に効果の実感がしやすいのでお勧めです。週に1回ぐらいの方は、ゆっくりじっくりと取り組む姿勢を保ちましょう。


1ヶ月後は違いに気づく

早い人で、1ヶ月後には肩こりする日が減った、便秘がしにくくなったなど効果が見える方もいます。自分が求めている効果と参加したレッスンが合っていた証拠です。

体はすぐには柔らかくならないけれど、ストレスや生活習慣からの不調には、効果が出やすいです。
自分の体を大事に過ごしてみる1ヶ月を試してみてください。


気が付くと体調が良くなっている

ヨガを数ヶ月〜1年続けていくと、「風邪を引きにくくなっていることに気づいた」「よく眠れるようになった」と体調の変化に気づきます。

冷え性や頭痛など原因が一つでないものは、改善するまで数年掛かることもありますが、すぐに健康に良いと感じる方が多いのも事実です。

ヨガの効果は、数回のレッスンでは実感しにくいですが、肩こりや便秘など、一度回復すれば、その効果の持続性は抜群です。もちろん生活習慣を元に戻してしまっては、また悪くなってしまうので、続けることも重要です。

自分の習慣にヨガをすることを決めてしまえば、いつの間にか体調が良くなっていることに気付くことでしょう。


まずは始めてみよう


ヨガを始める時は、スタジオやレッスンを検索して、体験を申し込みます。近くのスポーツセンターや公民館でのレッスンももちろん良いです。できるだけ少人数で開催しているレッスンに行くことをお勧めします。

少人数なら、インストラクターと相談がしやすいので、自分が気になっている体調についてなどを伝えれば、レッスンのどこに気をつけて体を動かしたり、呼吸ををしたらよいか、アドバイスを受けられます。

気をつけるポイントが分かれば、効果が出やすく続けやすいです。
健康が気になる方みなさんに楽しく、笑顔で過ごせるようレッスンを開催しているインストラクターばかりです。
まずはお近くのスタジオを検索してみましょう。